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ドローン購入の流れ

改正航空法によって変わった6つのドローン操縦 200gが基準とは

2017年10月13日 基礎知識

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最近はドローンが身近な存在になり、ドローンで撮影された動画や写真が日常的に使われることが多くなりました。気づくとドローンの操縦現場に居合わせていたこともあるのではないでしょうか。

価格帯も手ごろになったドローンに魅力を感じている方も多いかと思います。ただしドローンを手にして飛ばす前に、ドローンに関する法律上の規制情報を知ることは重要です。改正航空法にのっとった形で操縦を行っていきましょう。

改正航空法とは

ドローンが規制対象に

2015年12月10日、航空法改正によりドローンに関する法令が定められました。それにより、無人航空機であるドローンを操縦する場所や飛行方法に対して制限が設けられることになりました。その背景には、首相官邸にドローンが落下したり、姫路城や善光寺などの歴史的建造物にドローンが墜落・激突するなど、安全面への問題が露呈したことがあげられます。

また事前の申請がなく無断に祭り等を撮影するなど、プライバシー面で問題が表面化したこともあります。そのため、国としても適切な処置が求められるようになり、今回の航空法改正の運びとなりました。ルールに違反した場合には、罰金を徴収されるといった罰則が設けられています。

改正航空法のドローンの規制内容は、「飛行禁止区域」と「飛行方法の規制」の大きく分けて2つとなりますので、具体的に見ていきましょう。

飛行禁止区域

ドローンを飛ばす際には、下記の空域において事前の申請が必要となりました。そのため、例えば映画やプロモーション映像撮影等の何らかの理由で下記の場所でドローンを飛ばす際には、国土交通大臣による許可が必要となります。

•A空域:地表または水面から150m以上の高さの空域

•B空域: 空港やその周囲などにある「制限表面」に掛かる空域

•C空域:人口集中地区 (DID) 上空であって、前述のA空域、B空域に該当しない空域

6つの飛行方法の規制

ドローンの飛行方法については、改正航空法で次のような規制がされています。もし下記の飛行方法が必要な場合には、事前に国土交通省の承認が必要となります。

1.夜間飛行:日中(日出から日没まで)に飛行させること

2.目視外飛行:目視(直接肉眼による)範囲内で無人航空機とその周囲を常時監視して飛行させること

3.30m未満の飛行:人(第三者)又は物件(第三者の建物、自動車など)との間に30m以上の距離を保って飛行させること

4.イベント上空飛行:祭礼、縁日など多数の人が集まる催しの上空で飛行させないこと

5.危険物輸送:爆発物など危険物を輸送しないこと

6.物件投下:無人航空機から物を投下しないこと

また、ドローンの飛行の禁止を表明している第三者の住居、邸宅や建造物の上空を飛行させた場合も権利侵害となる可能性があります。ドローン操縦の練習や、業務上どうしても他人の住居の上をドローンを飛ばさないといけない際には、周辺の家々への配慮が必要となります。状況によっては事前に対象となる家に出向いて許可をもらうことも必要となります。

「無人航空機」とは200g以上

200gが分かれ目

改正航空法においては、総重量が200g以上の機体のことを規制の対象となる「無人航空機」といいます。この場合の200gには、機体本体の重量とバッテリーの重量を合わせたものが該当します。

機体重量が200g未満の場合は、規制対象外となりいわゆるおもちゃの扱いとなります。そのためドローンを購入する際には、その機体が200g以上かどうかを見極める必要があります。

また200g未満のトイドローンは「模型航空機」に分類され、空港周辺や一定の高度の飛行に関してのみ規制があります。

トイドローンが一定以上高く飛ぶことは機体の能力上難しいのですが、空港周辺での操縦には注意が必要となります。

199gのドローン「Dobby」

こうした200gの規制に掛からないように200g未満で作られているトイドローンも数多く販売されています。

例えば、Zerotech社のDobby(ドビー)は199gと軽量ですが、静止画と動画の高解像度撮影を行うことができます。

一般的に自撮り用として、セルフィードローンと言われており、ポケットに収めてどこへでも持ち出せる気軽さが特徴です。

116gのドローン「Holy Stone」

また116gのドローン「Holy Stone」もあります。自立安定性能で動画も静止画も撮影が可能です。さらにボタン一つでホームポイントに戻るリターンモードもあります。

「HS200」タイプの革新的な機能は、Wi-Fi接続でスマートフォンやタブレットとの連携ができ、ドローンからの映像をライブビューで楽しんだり、写真や動画も記録することができます。

55gのドローン「Rolling Spider」

さらに軽量化されたドローンも存在します。Parrot社の「Rolling Spider」(ローリングスパイダー)は、わずか55gで軽量さを生かした俊敏性が特徴の機体です。

充電状態で約8分間の飛行が可能で、安定した動作をしながら高速飛行や素早い宙返りも行うことができます。さらにParrot社では「Parrot SWING」という高速飛行が可能なクワッドコプターも発売しています。

一番最初に購入するドローンとして、操縦の練習を手軽に行う際にトイドローンは適切なケースが多くありますので、必要な条件を満たしたドローンを選定してください。

まとめ

改正航空法が施行されたことにより、ドローンを飛ばす場所や方法に制限が加えられました。さらにその規制の対象となるかの境目が200gの重量の機体ということです。

こうした法律に則った形で、ドローンを事故なく安全に飛ばすことをどうぞ心掛けてください。

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