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ドローン購入の流れ

冬にはバッテリーが激減!天候や季節にドローン測量は左右される?

2017年10月13日 測量

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ドローンによる測量の際には、当然のことながら事前に工事現場へ測量日をお知らせします。

ただしその当日に雨が降っている場合には、日程を変更しなければいけないケースがあります。また、曇りの日でも突然雨が降ってくることもあり、その場合には雨が上がるまで待機することもあり、ドローン測量は天候によって大きく左右されます。

天候や季節要因がドローン操縦や測量にどのように影響を与えるのか、またその対応策を確認していきましょう。

天候

雨や雪の日

基本的に雨や雪が降っている日はドローンを飛ばすことはできません。なぜなら現在のドローンには防水機能が備わっていないため、雨の日に飛ばすと機体が故障する可能性が非常に高いからです。将来的には防水対応がされたドローンが販売される可能性はありますが、現時点では販売されていないのが実情です。

もしドローンのモーター部分が濡れるとショートしたり、プロペラの回転数を崩してしまいます。さらに墜落して機体がクラッシュする危険もあります。ですので雨や雪の日はドローンを飛ばすことは避けてください。

また突然の雨などの天候の急激な変化が起こった際には、速やかにドローンを安全に帰還させましょう。

晴れの日

雨や雪の日にドローンを飛ばすことができないのであれば、晴れの日は絶好の測量タイミングだと思われるかもしれません。

もちろんドローンを飛ばすには支障がありませんが、今度は写真撮影のノウハウ面で工夫が必要となってきます。晴れの日は、写真の中の対象物が太陽光で白くつぶれて写ることもあります。すると対象物の細部が色飛びをしていて、測量写真としての精度が落ちるのです。

そのため晴れの日の写真撮影には、光の量を考慮に入れて露出を調整することで、画像が白く潰れずクリアで明瞭な写真を撮ることが可能となります。

曇りの日

それでは、曇りの日はどうでしょうか。曇っているときは空全体が暗いため、光の量が足りずに撮影対象の細部までキレイに写らない可能性があります。

明暗がはっきりとしていないぼやけた写真を撮ると、写真データをコンピュータが分析する際に、測量の精度が落ちることもあります。そのため撮影の状況によっては、カメラの露出を変更したり、飛行ルートを微調整することで、対象物の必要な角度やポイントからの写真を撮ることが求められます。

プロのカメラマンが天候に応じて一眼レフカメラの機能を使い露出やフォーカスを調整するように、ドローン測量の際にもカメラ知識や技能が必要となってきます。

オート撮影が有効な場合もありますが、オート撮影ではピンボケしてしまい使えない写真ばかりとなるケースもあります。そのため、天候や測量の高さによっては、様々な技術や知識が必要となってきます。

風の強い日

風の強い日はドローンの飛行を基本的に避けたほうが賢明です。なぜなら、風の強い日にはドローンの制御が難しくなり、バランスを崩して墜落する危険が高まるからです。

どれほどの強風に耐えられるかは、機体の重さや性能によっても変わります。一般的に機体が重いドローンの方が風に対して安定した飛行をすることが可能です。重量が大きいドローンの方が、風の強さの影響を受けにくいからです。

弊社では現在「ファントム4pro」と「インスパイヤー2」を業務で利用していますが、「ファントム4pro」と比べると「インスパイヤー2」の方が大きく重量感もあるため、多少の強風でも安定して撮影を行うことができます。

風の強い日には事前に気象庁の風速予想を確認し、現地の風の強さを調査した上でドローンを飛ばすように心がけてください。また台風や竜巻などの一定以上の強風の際には、測量自体を諦めることも安全対策上、重要となってきます。

季節

冬の場合

実はドローンは寒い場所で操縦すると、バッテリーの消耗が激しいことをご存じでしょうか。バッテリーの最適温度は40度前後であり、それよりも気温が高すぎても低すぎても、バッテリーは本領を発揮しません。

例えば、冬の寒い時期に車を運転しようとしても気温が氷点下に近い状況であれば、エンジンが温まるまでに時間が掛かります。さらにその後もしばらくはエンジンにパワーが出ないため、速度を上げにくいという経験はありませんか。

ドローンの操縦でも同じことが起こり、冬の寒い時期にはパワーが出にくいため、こちらの想定通りのパワーで飛ばないこともあるのです。またバッテリーの消耗が激しいと、一回の飛行時間が短くなり、正確な測量を行う際にも支障が出ます。

弊社の場合はその対処法として、冬はドローンを飛ばす前にバッテリーにホッカイロを付けて、温めてから飛ばすこともあります。

もちろんバッテリー単体の電力を使い、ヒーターを付けて温めることもありますが、そうすると貴重な電力を消耗してしまいます。そのため原始的な方法で直接バッテリーを温める方法も並行して使っています。

夏の場合

バッテリーの最適温度が40度前後とのことですが、夏の場合は気温が高くなるため、バッテリーが40度を超えて熱くなり、バッテリーが機能しなくなる危険性があります。

ドローンのバッテリーは携帯電話のバッテリーと同じ材料ですが、真夏の快晴の暑い日に車の中に携帯電話を放置して熱くなりすぎ、しばらく動かなくなった経験はありませんか。ドローンも同じように直射日光に当たりすぎるとバッテリーが動かなくなることがあるのです。

ドローンの場合は、プロペラ部分は常に回っているので少しは冷却されますが、バッテリー箇所は機体そのものの熱により常に加熱されるので、非常に危ない状況となります。

例えば、ある時点でバッテリー残量が100を示していたのですが、突然0の表示になりドローン操縦中に機体が墜落する場合もあるのです。

その理由としては2つあります。

1つ目は、急にバッテリーが放電して0の表示となったケースです。

2つ目は、ドローンのバッテリーはインテリジェントバッテリーと呼ばれるコンピュータ制御の電池であるため、仮に電池が残っていてもコンピュータの誤作動によりバッテリー残量が0と表示されるケースです。

本来は電池残量があるのに、機械の誤認識で0と判断されて機体が墜落してしまったら、ショックが大きいことでしょう。

過去にお祭りなどの人が多い場所でドローンを墜落させた事故がありましたが、もしかしたらその操縦者はそうした知識がなかったために、ドローンが落ちた可能性もあるのです。

そのため、夏の暑い日には適度なタイミングでバッテリーを冷却させるなど、ドローンに対する対処が必要となるのです。

まとめ

ここまでドローンが天候や季節などの要因にどのように左右されるか、その対処法と合わせて見てきました。

ドローンによる測量を行う際には、精密機械を扱っているという自覚を持ち、天候や温度によって機体に細やかな気配りが求められます。

さらに測量手法やカメラノウハウも天候によって対策が異なるため、天気や気温に配慮しながらドローン測量を行いましょう。

 

株式会社ensembleでのドローン測量の流れ

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ドローンの機能が従来に比べて格段に高性能になり、ドローン測量が一般的となりつつあります。

ただし、難易度の高い測量の現場においては、求められる精度を実現できるか不安に思われる点もあるかもしれません。

株式会社ensembleでは、経験豊富な操縦士によるドローンの運転と共に、3次元コンピュータグラフィックス知識や撮影技術などを保有しております。

お客様がしっかりと納得されるまで丁寧にお話を伺い、測量現場の状況に応じたご提案をさせていただきます。

弊社におけるドローン測量にご興味がある方はこちらをご覧くださいませ。

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