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ドローン購入の流れ

地上測量や他の航空測量より ドローン測量を選ぶ7つのメリット

2017年10月13日 測量

K-14

ドローンを使った測量はここ数年で増加しています。その背景には、ドローン自体の機能が高性能になり、測量などの難易度の高い技術にも対応できるようになったことです。

ドローン以外の測量で一般的な方法といえば、地上で人が測量機器を用いて行う地上測量です。それ以外にも小型ヘリや航空機にレーザー装置を設置して行う航空レーザー測量や、航空機や人工衛星に搭載したカメラ画像を用いる航空写真測量があります。

これら他の測量方法と比べて、ドローンによる測量にはどんなメリットがあるのかを見ていきましょう。

地上測量との比較

1.広範囲な地形データを短時間で取得

ドローンによる測量のメリットの一つは、従来の地上での測量に比べて大幅な時間短縮を可能とする点です。高精度で解像度の高いカメラを搭載したドローンが、建設現場の上空から測量エリアを撮影することにより、短時間で効率的に測量を行うことができます。

今まで地上での測量の場合は、測量機器を用いて人間が実測することが必要でしたので、時間と労力を費やしていました。その点ドローンによる写真測量の場合は、地上で行うよりも工程を格段に減らすことが可能です。

特にその効力を発揮するのは、大きい敷地に対して土木測量を行う場合です。今までに弊社で測量した土地で最も大きかったのは、135ヘクタールの土地です。135ヘクタールというと東京ドーム28個分の広さです。

その場所は土地の起伏も激しいため、もし地上で測量を行うとなると半年程度掛かったかもしれません。その場所をドローンによって測量したのですが、1日かけて標準点の座標値(緯度・経度)や標高を割り出した後、1日かけてドローンによる測量をしました。

それだけ広大な土地の測量を2日間で終了したというとよく驚かれますが、それだけドローンによる測量は効率的なのです。

2.人件費削減

ドローンによる測量の場合、測量に携わる人間を最小限に抑えることができますので、測量における人件費を削減できます。

地上により測量機器で測量を行うと、どうしても人間が作業する必要がありますので、その分労務費が掛かってしまいます。特に大規模な測量の現場であればあるほど、今まで大量に掛かっていた人件費を大幅に削減することができます。

逆にかなり小規模な土地はドローンによる測量が適さない場合もあり、地上で実測した方が低コストになることもあります。

3.デジタルデータ活用による3D解析

ドローン測量の場合は空中から撮影した写真をパソコンに入力し、専用のソフトウエアを活用することで、写真をデジタルデータとして加工し、高精度な3次元(3D)図面を作成することが可能です。

これらの図面を元に、3次元立体形状データを作成し、測量対象の縦横断形状を任意の地点で作成することができます。さらに盛り土や切り土の量の計算や、等高線といった測量に関する様々なデータ解析も可能となります。

今まで紙をベースにしたデータ解析の場合には、専用の人材や機材等が必要で、専門の高度な技術が求められましたが、デジタルデータを解析アプリケーションに入力することでこれらの解析を行うことが可能です。

3次元データは、単なる測量図面の作成だけでなく、土量計算や災害シミュレーション等にも使用ができ、今後幅広い応用ができることも特徴です。

4.建設現場での自動化促進

ドローンで空撮したデジタルデータを活用することで、コンピュータによる設計や施工計画にも応用できます。

工事の進捗把握や、土量管理も行うことができ、通信付きの建設機械を使用すると、そのデータをもとに現場にて機械の自動作業が可能になるなど、デジタルデータを利用することは建設現場での生産性向上にも貢献できます。

5.危険区域や災害地での空撮も可能

人が立ち入ることが難しい場所や、危険な場所にもドローンを飛ばすことにより空撮や写真測量を行うことが可能です。その場合操縦者は安全な場所から遠隔にて操縦することができますので、安全を確保することができます。

例えば、崖や崩壊の危険がある山の斜面の測量や、崩壊している道や橋を改修する際の事前調査や測量といったケースなどにも有効です。また、災害現場や測量が困難な場所にも威力を発揮します。

他の航空測量との比較

1.航空写真測量より手軽で簡易的

ドローン以外の空からの測量手段としては、小型ヘリや航空機からレーザーを発して行う航空レーザー測量や、航空機や人工衛星から空撮する航空写真測量があります。

航空写真測量の場合には、ドローンよりも高度が高く、大きな機材も搭載できますので、一気に広い範囲を計測することが可能となります。また航空レーザー測量は詳細で高精度な測量が可能になります。ただしどちらもかなり大掛かりで、費用も高くかかってしまいます。

その点ドローンは小型で軽量なので、どこにでも持ち運びが可能となります。離着陸のための特別なスペースも不要です。さらにドローンを操作する資格は不要で、操縦も比較的簡単なため、参入しやすいのが特徴です。

これまでは航空測量の専門業者に限られていた空からの測量が手軽になり、一般の測量会社にも参入しやすくなったのはドローンの測量の技術進化が進んだためです。

2.航空機では困難な低空での接近撮影

解像度の高い画像を取得できるドローンは、小型ヘリや航空機と比べて低空で飛行します。一般的には20~40m上空から撮影することが多いです。これにより測量現場から近いポイントで撮影できるため、解像度の高い写真を撮影することが可能です。

ドローンにより空から撮影した高解像度画像を用いることで、詳細な地形データを得ることができます。

まとめ

ドローンによる測量には多くのメリットがあり、今までの航空測量の利点を生かした形で、手軽に短時間で測量が可能になる画期的な取り組みです。

そのため今まで航空測量に縁のなかった測量会社にとっても参入障壁が低くなり、ドローン測量は、今後の新しい測量の可能性を生み出しています。

国の方針でも建設業の生産性向上のために、測量にドローンを用いることを推奨されています。詳細につきましては下記のサイトをご覧ください。

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